竹田恒泰氏 五輪エンブレム、扇型のデザインを評価
2015年08月27日 10:23
2020年東京五輪の公式エンブレムをめぐる波紋が続く中、明治天皇の玄孫で、作家の竹田恒泰氏が、コンペで採用された佐野研二郎氏がデザインしたエンブレムや、他のデザイナーがデザインしたエンブレムについてツイッターで感想を述べている。
竹田氏は佐野氏がデザインしたエンブレムについて「何か暗い印象だった」とコメント。佐野氏のエンブレムでは「黒」が基調となっていることから、ネットでは「喪章みたい」「弔旗にしか見えない」などの声があり、こうした声に竹田氏は「確かに黒の縦棒は、日本では喪をイメージさせる。弔旗や葬式の幕を連想させる」と賛同。ネットから引用したという弔旗とエンブレムを並べた画像を紹介する。
一方で、現在、スペイン在住の日本人デザイナーが考案したという扇をモチーフにしたエンブレムが話題となっており、ツイッターなどでは「かっこいい」「日本をイメージしやすい」といった声もあり、竹田氏も「扇エンブレムいいですね」とコメントした。
最後のツイートで竹田氏は 1964年の東京五輪で亀倉雄策氏がデザインした公式エンブレムを紹介。「それにしても、1964東京五輪のエンブレムはかっこよかった!」と感想を述べた。
なお竹田氏の父親である竹田恒和氏は日本オリンピック委員会(JOC)の会長を務めている。